日次アーカイブ: 2019年2月9日

 物件の施工不良が発覚した不動産大手の株式会社レオパレス21は8日、入居者約7000人に対して転居の要請を始めました。

 同社は昨年、建築を請け負っていたアパートのオーナーから、図面と実際の施工が違うことを指摘され、対象物件全てに確認調査を行いました。

 屋根裏に、各部屋を隔てる界壁と呼ばれる壁がなかったという施工不良。テレビのニュースでも盛んに取り上げられ、社会問題化。国土交通大臣が会見で子恩問題に触れ、建築士の処分に言及しました。

 同社は2019年6月までに、37853棟の調査を完了を目指していますが、その前に天井の耐火性能不足が判明した641棟の入居者合わせて7782人に転居を要請することにしたものです。

 調査が進むごとに施工不良の件数が増えて、収拾が付かなくなりつつあります。2月と言えば1年で最も引っ越しが多い次期で、ただでさえ引っ越し業者の手配が大変。最近は人手不足から”引っ越し難民”と言う単語が生まれるほどだと言うのに、急に転居と言われても、入居者も大変でしょう。

 前日に。施工不良物件の補修工事費用の増大を見込んで、今年3月期の連結純損益について赤字幅の拡大見通しを発表。8日の東京株式市場では、同社の株価が急落。朝から買いが入らず、取引が成立しませんでした。